【12月25日 MODE PRESS】歌手のカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)は露出度の高いステージ衣装でパニック発作を起こしたことがあるようだ。

 長年ステージやミュージックビデオの衣装を担当しているスタイリストのウィリアム・ベイカー(William Baker)についてカイリーは「挑戦させようとしてくれる人」だと評価しつつも、たまに選ぶ衣装が挑発的すぎると明かす。「過去には露出度が高すぎたり窮屈すぎる衣装がありました。それらの半分は、着ると息ができないものや、切らないと脱げないものでした。最後にはパニック発作を起こして、止めてしまいたいと思いましたよ」とカイリー。

 中でも、2000年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワード(MTV Europe Music AwardsEMA)で着た「ジュリアン・マクドナルド(Julien Macdonald)」のドレスは特に露出度が高く、印象に残っているという。「ウィリアムと振付師、2人のゲイと一緒にドレスルームにいて、『これを着なさい!』と無理やり着させられました。二人は正しく、確かに素晴らしいドレスでしたが、見た目と実際に着た感覚というのは全く別物なんです」と振り返る。

 また、カイリーの友人が50ペンスで買ってくれたゴールドのホットパンツを「Spinning Around」のミュージックビデオに選んだのもウィリアムだという。「彼がPVの衣装を探していて、ワードローブの奥に放ってあったホットパンツを持って『これはどう?』って言ったのです。チープなアイテムが、私のアイコニックな衣装の一つになりました」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS