【11月4日 AFP】12-13NBAは3日、各地で試合が行われ、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)は107-100でトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に勝利した。

 当初のスケジュールでは、1日にニューヨーク・ニックス(New York Knicks)をホームに迎えて開幕戦を迎えるはずだったネッツだが、米東海岸を襲った大型ハリケーン「サンディ(Sandy)」の被害によりこの試合は26日に延期された。

 12-13シーズンから本拠地をニュージャージー(New Jersey)からブルックリン(Brooklyn)に移して開幕を迎えたネッツは、10億ドル(約803億円)の費用をかけて建設された新本拠地のバークレイズ・センター(Barclays Center)の初戦を歴史的な勝利で飾り、地元ブルックリンのファンを喜ばせた。

 この試合は1957年に米大リーグ(MLB)のブルックリン・ドジャース(Brooklyn Dodgers)がロサンゼルス(Los Angels)に移って以来、同地を本拠地とするスポーツチームの初のホームゲームとなった。

 ネッツは3ポイントシュートを効果的に決めたブルック・ロペス(Brook Lopez)が27得点、デロン・ウィリアムス(Deron Williams)が19得点、9アシストを記録すると、ジョー・ジョンソン(Joe Johnson)が14得点、ベンチスタートだったCJ・ワトソン(C.J. Watson)が15得点を挙げ勝利に貢献した。

 一方ラプターズのカイル・ローリー(Kyle Lowry)はゲームハイの28得点、8リバウンド、8アシストを記録し、デマー・デローザン(DeMar DeRozan)も25得点を挙げ奮闘したが、チームは敗れ開幕2連敗となった。(c)AFP