【10月31日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記の夫人、李雪主(リ・ソルジュ、Ri Sol-Ju)さんが、50日ぶりに公の場に姿を現した。

 李雪主夫人が公の場から姿を消したことを受け、一部では妊娠説や、金第1書記のお気に入りでなくなったなどの憶測が流れていた。また、北朝鮮の成人は金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記か金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席の肖像画の襟章着用を義務づけられているが、夫人が着用を忘れたために公務を自粛しているのではないかと指摘する声もあった。

 朝鮮中央通信(KCNA)は、李雪主夫人が、29日に平壌(Pyongyang)で行われたミュージカルの公演とサッカーの試合に、金第1書記とともに姿を見せたと報じた。韓国聯合ニュース(Yonhap News)は写真に映った夫人のお腹が膨らんでいると指摘。これを受けて妊娠中との見方が強まっている。(c)AFP