【8月9日 AFP】陸上男子100メートルの元世界記録保持者、ジャマイカのアサファ・パウエル（Asafa Powell）は9日、股関節の痛みのため今季絶望となり、ロンドン五輪の4x100リレーを欠場することになった。

　29歳のパウエルは5日に行われた100メートル決勝で負傷し、脚をひきずりながら最下位の8位でゴールしていた。

　ジャマイカのリレーチームは北京五輪では世界新記録で金メダルを獲得し、100メートルと200メートルを制したウサイン・ボルト（Usain Bolt）をはじめとする同国の短距離陣は最高の締めくくりを迎えた。

　以降ジャマイカは2009年に行われた第12回世界陸上ベルリン大会（12th IAAF World Championships in Athletics Berlin）を制し、2011年の第13回世界陸上大邱大会（13th IAAF World Championships in Athletics Daegu）では世界記録を再び更新する37秒04を記録して優勝して今五輪でも優勝候補に目されている。(c)AFP