【8月5日 AFP】ロンドン五輪は4日、ウィンブルドン(Wimbledon)でテニスの男子ダブルス決勝が行われ、米国のボブ・ブライアン(Bob Bryan)/マイク・ブライアン(Mike Bryan)組が6-4、7-6で大会第2シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)/ミカエル・ロドラ(Michael Llodra、フランス)組を破り、五輪で初めて金メダルを獲得した。

 これまでグランドスラム(四大大会)11勝を含む通算78勝を誇り、男子ダブルスの世界ランキング1位の在位期間は297週を記録しているブライアン兄弟だが、2008年の北京五輪で獲得したのは銅メダルだった。

 国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup)では米国代表として18勝2敗という結果を残しているブライアン兄弟だが、2004年のアテネ五輪では準々決勝敗退に終わり、北京五輪では準決勝で敗れるなど、五輪ではこれまで金メダルと縁が無かった。

 ダブルスで生涯グランドスラムに五輪金メダルを加えた「ゴールデンスラム」を達成したブライアン兄弟は、試合後のコート上でダンスを披露し、喜びを表現した。(c)AFP