【7月7日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のボストン・セルティックス(Boston Celtics)に所属していたレイ・アレン(Ray Allen)が、11-12NBAファイナル覇者のマイアミ・ヒート(Miami Heat)に加入することが明らかになった。

 ヒートのオーナー、ミッキー・アリソン(Micky Arison)氏は6日、自身のツイッター(Twitter)で「今ロンドンでは午前2時半だが、素晴らしいニュースが飛び込んできた。我がファミリーにようこそ、20番(アレンの背番号)!!」と発表している。

 米メディアの報道によると、NBAオールスターに10回出場しているアレンは5日にヒートの幹部と会談を行い、セルティックスが提示したオファーより少ない金額で合意に達したと伝えている。

 セルティックスで5シーズンを過ごし、07-08シーズンにNBAファイナル制覇を果たしたレイ・アレンは、2011年6月にセルティックスとの契約を1年延長し、ポール・ピアース(Paul Pierce)、ケビン・ガーネット(Kevin Garnett)とともに結成した「ビック3」解散を免れていた。

 しかし今週になってアレンは、ヒートのパット・ライリー(Pat Riley)社長やエースのレブロン・ジェームズ(LeBron James)、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)に説得され、心を揺れ動かされたと見られる。

 ツイッターでアレン加入を歓迎したジェームズは、アレンがヒートのユニフォームを着ている写真を掲載し、「ユニフォーム姿がとても似合う」とコメントした。(c)AFP