【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は4-6、6-7、6-2、7-6、6-1で大会第29シードのジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau、フランス)を下し、4回戦に進出した。

 フェデラーは、自身通算8度目となる2セットダウンからの逆転勝利を飾り、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に続くシード上位選手の早期敗退と、2002年大会の初戦敗退以降では自身最悪となる3回戦での敗退を免れた。

 セットポイント1-2で迎えた第4セットの第12ゲームで敗退まで2ポイントと追い込まれたフェデラーだったが、なんとかタイブレークをものにした。その後ベネトーが左足を負傷して治療を受けるなどしたこともあり、フェデラーは2004年の全仏オープン(French Open)以降続いている四大大会(グランドスラム)での4回戦進出の連続記録を継続した。

 フェデラーは、4回戦でベルギーのザビエル・マリッセ(Xavier Malisse)と対戦する。(c)AFP/Dave James