【6月23日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は22日、女子シングルスの組み合わせを発表し、2004年大会覇者で今年の全仏オープンテニス(French Open 2012)を制した大会第1シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、1回戦でオーストラリアのアナスタシア・ロディオノワ(Anastasia Rodionova)と対戦することが決まった。

 シャラポワはロディオノワと過去4回対戦しており、すべてストレート勝ちを収めている。

 一方、前回覇者で第4シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)は、1回戦でウズベキスタンのアクガル・アマヌムラドーワ(Akgul Amanmuradova)と対戦することになった。

 また、順当に勝ち上がれば準決勝でクヴィトバと顔を合わせる可能性がある第2シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は、1回戦で米国のイリーナ・ファルコーニ(Irina Falconi)と対戦する。

 その他の組み合わせでは、四大大会(グランドスラム)で通算4勝を誇り、今年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)を最後に現役引退することを表明している元世界ランキング1位のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)が、同じく元世界ランク1位で第18シードのエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)と1回戦で対戦することになった。

 ウィンブルドンで通算5度の優勝を飾っているヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は、1回戦でロシアのエレナ・ベスニナ(Elena Vesnina)と、大会4度の優勝を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)は、チェコのバーバラ・ザーロバ・ストリコバ(Barbora Zahlavova Strycova)と顔を合わせる。

 2011年大会の2回戦でドイツのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki)に敗れている第11シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)は、初戦でロシアのクセーニャ・ペルバク(Ksenia Pervak)と対戦することが決まった。

 日本勢では、クルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm)がウクライナのカテリナ・ボンダレンコ(Kateryna Bondarenko)と、森田あゆみ(Ayumi Morita)がオーストラリアのヤルミラ・ガイドソバ(Jarmila Gajdosova)と、土居美咲(Misaki Doi)はオランダのアランチャ・ラス(Arantxa Rus)とそれぞれ1回戦で対戦する。(c)AFP