【6月4日 AFP】全仏オープンテニス2012(French Open 2012)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が2-6、6-7で第15シードのドミニカ・チブルコワ(Dominika Cibulkova、スロバキア)に敗れ、大会から姿を消した。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)で優勝を飾り、チブルコワとの過去の対戦戦績を8戦7勝としていたアザレンカが勝ち抜けるかと思われた。しかし、低い気温と風の中でチブルコワはアザレンカを大きく上回った。

 チブルコワは、米国のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)を7-5、6-4で下した第6シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と準々決勝で対戦する。

 同日行われた試合では、第21シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)が6-0、7-5で第26シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)を、大会第10シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)が6-3、7-5でクロアチアのペトラ・マルティッチ(Petra Martic)をそれぞれ下し、8強入りを果たした。勝った両者が、準々決勝で顔を合わせる。

 エラーニは今季のクレーコートの大会で3勝を挙げるなど好調を維持しており、ハードコートの全豪でも準々決勝に進出している。(c)AFP/Allan Kelly