【5月31日 AFP】全仏オープンテニス2012(French Open 2012)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と第6シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)が3回戦に進出した。

 アザレンカは6-1、6-1でドイツのディナ・フィーゼンマイヤー(Dinah Pfizenmaier)を退け、ストーサーは6-1、6-4で米国のイリーナ・ファルコーニ(Irina Falconi)に快勝した。

 2001年のジェニファー・カプリアティ(Jennifer Capriati、米国)以来となる同一年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)と全仏制覇を目指すアザレンカと、2010年大会準優勝で2011年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)を制したストーサーは、このまま順当に勝ち上がれば準々決勝で対戦することになる。

 また、2008年大会覇者のアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)と2009年大会覇者のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)も3回戦に駒を進めた。

 第13シードのイワノビッチは6-2、6-2でイスラエルのシャハー・ピアー(Shahar Peer)に、第26シードのクズネツォワは6-4、7-6で台湾のチャン詠然(Chan Yung Jan、チャン・ユンジャン)にそれぞれ勝利している。

 その一方で米国のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)が2-6、3-6で第3シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)に敗れ、前日に敗退した妹のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に続き大会から姿を消している。(c)AFP/Allan Kelly