【5月18日 Relaxnews】南仏コート・ダジュールこと「フレンチリビエラ(French Riviera)」では現在、カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が開催されており世界中から注目が集っている。だが世界には他にもフレンチリビエラに匹敵しうる豪華リゾートが多数存在しており、その中から、えりすぐりの8リゾートを以下に紹介したい。

■英国のリビエラ

 英国南部沿岸の温暖な気候は、本場南仏のリビエラほど魅力的ではないかもしれない。だが、ここには英国ならではの良さがある。ウオータースポーツを楽しめるほか、トーキイ(Torquay)、ババクーム(Babbacombe)、ペイントン(Paignton)、ブリクサム(Brixham)などの愛らしい沿岸の町並みも魅力だ。

■中国のリビエラ

 中国、海南島(Hainan Island)西部に開発されたリゾートは、一見した印象はカンヌというより香港(Hong Kong)に近いが、降り注ぐ太陽(Sun)、海(Sea)、浜辺(Sand)と、「リビエラ」に欠かせない3つの「S」を備えている。さらに海南島の魅力として、ショッピング(Shopping)の「S」を付け加える人もいるほどだ。

■スペインのリビエラ

 魅力的な海辺の町が点在するスペイン南部のコスタ・デル・ソル(Costa del Sol)は、数十年間にわたり欧州有数の人気リゾート地となっている。

 観光客でにぎわう海辺を離れて内陸で落ち着いた時間を過ごすこともできる他、ベニドルム(Benidorm)、バレンシア(Valencia)やカルタヘナ(Cartagena)などの都市部ではナイトライフも楽しめる。

■日本のリビエラ

 「日本のリビエラ」は、太平洋に面した静岡県だ。温泉が多数あり、富士山(Mount Fuji)をはじめ雄大な山の景色が楽しめる。

■米国のリビエラ

 カリフォルニア(California)州のサンタバーバラ(Santa Barbara)は、気候が地中海と似ていることから「アメリカのリビエラ」と称される。観光当局が、これを放っておくわけがない。「人生そのものがアートである」との宣伝文句で、スペイン文化の影響を受けたサンタバーバラへ観光客を誘致している。

■カナダのリビエラ

 世界各地の「リビエラ」のなかで、カナダ西部のバンクーバー島(Vancouver Island)は、おそらく最も寒い「リビエラ」だろう。

 ここには美しいビーチ、果てしなく広がる青い海、そして観光客を魅了する手軽な娯楽もそろっている。

■メキシコのリビエラ

 カリブ海に面したメキシコのカンクン(Cancun)から南方にひろがる沿岸は、「マヤのリビエラ」とも称され世界から観光客が集まる発展著しいリゾート地だ。

 ここでの一番人気は、サンゴ礁が楽しめるシュノーケリングなどのウオータースポーツだ。

■イタリアのリビエラ

 イタリア北西部リグリア(Liguria)の海辺は、1年を通じて温暖な気候だ。さらにお隣り南仏のリビエラに足りない歴史ある小村や港街がここにはある。

 100年以上も前から人気のリゾートだったが、沿岸沿いの丘陵間には、まだ知られざる魅力が豊富に残っている。 

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