【2月6日 MODE PRESS】女優のレイチェル・ワイズ(Rachel Weisz、41)を起用した仏化粧品大手ロレア ル(L'Oreal)の広告が、「誤解を招く」として英国で規制された。

 今回問題になったのは、ワイズが出演したロレアル パリ(L'Oréal Paris)のアンチエイジング商品「リバイタリフト・リペア10(Revitalift REPAIR 10)」 の広告。英国広告基準局(Advertising Standards AuthorityASA)は「この広 告には、彼女の顔をよりなめらかで均一に見せるための大幅な処理が見受けられる。『肌がよりなめらかに』『顔色がよ り均一に見える』という商品効果に対し、誤解を招いている」とコメント。

 同広告に対し、不満を訴えた英自由民主党のジョー・スウィンソン(Jo Swinson)議員は「美容・広告業界は、偽りのイメージで消費者を騙すことをやめるべき。過去にASAが『過度な修正を加えて』いると断言したツイッ ギー (Twiggy)やジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)、クリスティ・ターリント ン(Christy Turlington)の広告同様に、今回規制対象になった広告がみなさんの目を覚ましてくれること願います」とコメントした。

 ロレアルは、今回の広告について、ワイズを魅力的に描くため「多くの照明を取り入れ、ソフトフォーカスにし、解像度を低く設定した」と説明している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

【関連情報】
ジュリア・ロバーツら起用の化粧品広告、「修正しすぎ」で禁止に
ダコタ起用のマーク香水広告、「セクシーすぎ」て掲載禁止に