【12月14日 AFP】(一部更新)ベルギー東部リエージュ(Liege)で13日、家族連れやクリスマスの買い物客で混み合う広場で、男が人込みに手投げ弾を投げ込み銃を乱射、1歳5か月の赤ちゃんを含む4人が死亡、100人以上が負傷した。男も死亡した。

 男は、リエージュの裁判所近くで通行人に向けて銃を乱射。15歳の少年が即死、17歳の少年と75歳の女性、1歳5か月の赤ちゃんは病院に運ばれた後、死亡した。現場は、ちょうど試験を終えて出てきた生徒らや買い物客で混雑していた。

 当局はこの男を、犯罪歴のあるノルディーヌ・アムラニ(Nordine Amrani)容疑者(33)と特定。同容疑者は同日朝、警察への出頭求められてたが、姿を現さなかった。連邦危機管理当局によると、今回の事件は単独犯で、テロでもなければ、審理中の刑事裁判に関連するものでもないという。

 警察は最近、大麻栽培の疑いでリエージュにあるアムラニ容疑者の自宅を家宅捜索したが、その際、武器が見つかっていた。同容疑者は2008年、武器不法所持や大麻栽培の罪で、禁錮約5年の判決を受け服役していたが、2010年10月に仮釈放されていた。

 目撃証言によるとアムラニ容疑者は乱射の後、拳銃を自分の頭に向けたとみられるが、検察は同容疑者の死因について「自殺したのか、持っていた武器が爆発して死亡したのかはまだ分かっていない」と述べている。(c)AFP/Benjamin Bouly-Rames