【11月21日 AFP】米国勢調査局(US Census Bureau)は18日、米国の90歳以上の高齢者が過去30年で3倍近くに増え、2010年に190万人に達したと発表した。

 65歳以上の米国人の中で90歳代の人が占める割合は1980年に2.8%だったが、いまでは4.7%になったという。この割合は今世紀の半ばまでに10%になると米国勢調査局は予測している。

 90歳以上の米国人の大半は高卒で、少なくとも1つの何らかの障害があり、単身世帯か老人ホームで暮らしている。男性と女性の比率は約1:3で女性の方が多い。

 人種別では白人が圧倒的に多く(88.1%)、黒人は7.6%、アジア系は2.2%、ヒスパニック系は約4%となっている。(c)AFP