【10月19日 MODE PRESS】2012年9月に新雑誌を創刊予定のカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)が、「モデル選びの基準」と「女性像」について語った。

 元仏ヴォーグ(VOGUE)編集長として活躍したカリーヌは、「細すぎる」と感じたモデルを一度も起用したことはないと英紙インディペンデント(Independent)に語る。「編集長を務めた10年間、仏ヴォーグには決して“細すぎる”女の子を載せませんでした。読者は感化されやすいので、彼らに何を伝え何を載せるかということに注意を払う必要があります。私は、ララ・ストーン(Lara Stone)のような曲線的な身体のモデルが好きです」とコメント。
 
「自分の子どもたちがこの雑誌を読むことを、自分に言い聞かせていました。彼らが嫌な気分になるようなものは避けたかったのです」と加えた。
 
 誌面では、常に「強い女性像」を描くことを試みた。「仏ヴォーグに載っている女性は単なる“モノ”ではありません。常に“本物の女性”でした。 たとえハイヒールやガーターベルトを身に着けていたとしても、それは本人が望んだこと。彼女たちは、強い女性ですから」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

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