リビア、反カダフィ派がバニワリドも制圧 残るはシルトのみ
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【10月18日 AFP】リビアの反カダフィ勢力の連合体「国民評議会(National Transitional Council、NTC)」軍部隊の司令官は17日、6週間前からカダフィ派の掃討作戦が続いていたバニワリド(Bani Walid)を「完全に解放した」と発表した。
バニワリドのオアシスには新生リビアの国旗が掲げられ、乾いた空気のなか、「神は偉大なり」と叫ぶ声や兵士らが撃つ祝砲が響き渡った。
バニワリドの制圧によって、残存するカダフィ派拠点は、ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の出身地、シルト(Sirte)内の1地区のみとなった。シルトからは、カダフィ大佐の部下や親戚らが逃げ出しているとみられている。NTCはシルトも一気に攻略する計画だ。
NTCは、重要都市シルトの完全制圧をもって、暫定政府の樹立プロセスに着手するとの意向を示している。(c)AFP/Imed Lamloum
バニワリドのオアシスには新生リビアの国旗が掲げられ、乾いた空気のなか、「神は偉大なり」と叫ぶ声や兵士らが撃つ祝砲が響き渡った。
バニワリドの制圧によって、残存するカダフィ派拠点は、ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の出身地、シルト(Sirte)内の1地区のみとなった。シルトからは、カダフィ大佐の部下や親戚らが逃げ出しているとみられている。NTCはシルトも一気に攻略する計画だ。
NTCは、重要都市シルトの完全制圧をもって、暫定政府の樹立プロセスに着手するとの意向を示している。(c)AFP/Imed Lamloum