【8月15日 AFP】男子テニス、ロジャーズ・カップ2011(Rogers Cup 2011)は14日、カナダのモントリオール(Montreal)にあるユニプリックススタジアム(Uniprix Stadium)でシングルス決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-2、3-6、6-4で第6シードのマーディー・フィッシュ(Mardy Fish、米国)を下し、今季9度目の優勝を飾った。

 現在世界ランク1位のジョコビッチは、試合中、肩に小さな痛みを抱えていたが、29日に開幕する全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)では問題にならないだろうと語っている。

 ジョコビッチの今季唯一の敗戦は、全仏オープンテニス2011(French Open 2011)準決勝の対ロジャー・フェデラー(Roger Federer)戦のみとなっており、今季通算53勝1敗、10大会に出場し9度の優勝という驚くべき戦績を残している。

 また、ジョコビッチは今季のBNPパリバ・オープン2011(BNP Paribas Open 2011)、ソニー・エリクソン・オープン2011(Sony Ericsson Open 2011)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2011)、テニスイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2011)でのトロフィーも保持しており、史上初めて同一シーズンのATPマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)で5度の優勝を飾った選手となっている。(c)AFP