【7月21日 MODE PRESS】2000年からサッカー日本代表のオフィシャルスーツを手がける「ダンヒル(dunhill)」が、現代アーティストの天明屋尚(Hisashi Tenmyouya)と共に2011年度勝負服のキービジュアルを制作した。

 天明屋は、自らを絵で闘う「武闘派」絵師と名乗り活躍するアーティスト。その作風とダンヒルの「勝負服」のコンセプトが合致し、今回のコラボレーションに至った。完成したビジュアルは、AFCアジアカップの優勝を記念し、アルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督率いる14名の代表選手を描いたもの。スーツを纏い馬にまたがる選手が、監督の戦闘開始の合図を待つ様子が力強く表現されている。

 21日に銀座本店で開催された除幕式に登場した天明屋は、「120年もの長い歴史を持つダンヒルと一緒に仕事ができたことを誇りに思います。ダンヒルは馬具からスタートしたという歴史もふまえ、馬に乗った14人が出陣するような様子を描きました。今までで一番いい作品だと思います」とコメント。

 この日のために来日し、会場で初めてビジュアルを目にしたアルフレッドダンヒルのクリストファー・コファー(Christopher Colfer)CEOは「写真とは比較にならない、コンテンポラリーで力強い作品。ディテールも素晴らしい。ダンヒルとしてとても誇りに思います」と語った。

 キービジュアルは8月末まで銀座本店で一般公開される予定。また、全国のショップで同ビジュアルのポスターも販売し、その収益は東日本大震災の義援金として寄付される。(c)MODE PRESS

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