【6月28日 AFP】女子サッカーW杯ドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)は27日、1次リーグB組の2試合が行われ、日本は2-1でニュージーランドを下した。

 前半6分に永里優季(Yuki Nagasato)のゴールで先制した日本は、同12分にアンバー・ハーン(Amber Hearn)に同点ゴールを許したものの、後半23分に宮間あや(Aya Miyama)がフリーキック(FK)を直接ゴールに蹴りこみ、W杯初の勝ち点獲得をめざしていたニュージーランドの望みを打ち砕いた。

 試合後のインタビューで、日本の佐々木則夫(Norio Sasaki)監督は、世界ランク24位のニュージーランドに苦戦したことで、チームに改善の余地があるとの考えを示した。また、勝ち点3を得ることはできたが、ニュージーランド相手にてこずったことで選手たちも学ぶものがあったと述べ、簡単に勝つよりも、難しい戦いで勝利する方が選手たちのためになると語った。

 主要国際大会の初戦で両国が顔を合わせたのは、北京五輪に次いで2度目。同五輪の試合は、2-2の引き分けに終わっている

 同日行われた1次リーグB組のメキシコ対イングランドの試合は、イングランドに先制されたメキシコが同点に追いつき、そのまま1-1の引き分けに終わっている。(c)AFP/Emmeline Moore