【6月5日 AFP】全仏オープンテニス2011(French Open 2011)第14日は4日、女子シングルスの決勝が行われ、第6シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)が前回大会覇者で第5シードのフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)を6-4、7-6で破り優勝した。

 アジア勢が四大大会シングルス優勝を果たしたのは男女を通じて初めて。

 キャリアを通して中国テニス界のパイオニアだった李娜は、「リードしていたが、追いつかれそうになった。耐えなければならならない試合だった。中国のみんなが喜んでくれると思う。緊張していたけれども、相手にそれを見せたくなかった」と語った。

 スキアボーネは、「彼女はいいプレーをした。ベースラインから彼女を離すことができなかった。どちらかが勝ち、どちらかが負ける。彼女は勝利するにふさわしい」と述べた。(c)AFP/Allan Kelly