【5月16日 AFP】コンサートチケットは完売し、ステージでは少女たちの黄色い歓声を浴びるカナダ出身のアイドル、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)。しかし12日、香港(Hong Kong)の空港に到着したビーバーを待ち受けていたのは、期待はずれのわずか7人のファンだった。

「恥ずかしいほどひっそりしたお出迎え」と報じた地元英字紙サンデー・モーニング・ポスト(Sunday Morning Post)によれば、待ち受けたファンの「3倍」のボディーガードに囲まれたビーバーは、「ビーバーの名前を叫ぶ小さなファンのグループの前を不機嫌そうにまっすぐ通り過ぎた」という。

 しかし、暗い態度は機内で気分を悪くしたせいだと、ビーバーを擁護するファンもいた。ルースさん(15)は同紙に対し、「ビーバーが私たちに気付かなかったのは、おそらくカメラマンが多すぎたからだわ」と話し、出迎えるファンが少なかった要因として、この日が授業のある平日だったことを挙げた。

 一方で、空港に到着したビーバーの映像はユーチューブ(YouTube)に投稿され、その再生回数は15日までに13万5000回に上っている。

 ちなみに、13日に行われたコンサートは、用意された1万3500席がほぼ埋まっていたという。(c)AFP