【2月24日 AFP】世界航空大手各社が加盟する国際航空運送協会(International Air Transport AssociationIATA)は23日、2010年の航空機事故に関する報告書を発表した。それによると、欧米製の飛行機が事故を起こした確率は史上最低となった。

 世界全体では、事故発生数は94件(うち死亡事故は23件)と前年の90件から増加し、死者も786人と前年の685人から大幅に増えた。ただし10年前と比べると、事故発生率は42%減少した。

 ボーイング(Boeing)、エアバス(Airbus)などの欧米製の飛行機の事故発生率は過去最低で、160万フライトにつき1回の確率。全損事故は17件と、前年の19件から減少した。(c)AFP/Frank Zeller