【12月13日 AFP】地中海南部・東部沿岸を11~12日、暴風雨や砂嵐、雹(ひょう)が襲い、中東で少なくとも5人、エジプトでも3人が死亡した。陸海空の交通にも大きな影響が出ている。

 暴風雨に襲われたレバノンとイスラエルの沿岸では、風速28メートルの強風が吹き荒れ、波の高さは10メートルに達した。エジプト・アレクサンドリア(Alexandria)では、豪雨により人口密集地区にある工場が倒壊し、少なくとも3人が死亡した。地中海南東岸ではこのところ、例年になく気温が高く、雨の降らない状況が続いていた。(c)AFP/Boncompagni