【9月29日 MODE PRESS】ファッションデザインを学ぶ日本とイスラエルの学生が国境を越えコラボレーションしたファッションショー「ギフト・オブ・カルチャー(Gift of Culture=文化の贈り物)」が9月10日、東京・代々木の文化服装学院で開催された。

■ファッションを通じて国際交流

 今回のショーは、日本・イスラエル両国の国際交流プロジェクトの一環として実施されたもの。日本からは長年にわたり国内のファッション教育をリードしてきた文化服装学院(Bunka Fashion College)、イスラエルからは「ランバン(LANVIN)」のアルベール・エルバス(Alber Elbaz)をはじめとした多くのデザイナーを輩出してきたシェンカー大学(Shenkar College)の学生が参加した。

■インターネット上で交流

 各学校から選ばれた学生たちはペアを結成し、互いの国の文化や伝統についてインターネット上で情報を交換。約5か月間にわたるやりとりを通じて得たインスピレーションをもとに、「私にとってのイスラエル/日本」をテーマに掲げた作品を制作した。

 ショーにあわせて来日したイスラエルの学生は「メールやフェースブック(Facebook)上でのやりとりを通じ、それまで遠い国のひとつに過ぎなかった『日本』の文化や美意識を学ぶことができた。また、改めて自分が住むイスラエルという国について考え直すきっかけにもなった」と笑顔でコメント。「今回の貴重な体験を活かし、世界に通じるデザイナーになりたい」と今後の夢を語った。

■異文化を繋げる針と糸に

 文化服装学院の大沼聡(Satoshi Onuma)学院長は「学生たちには、二つの国の異文化を繋げる針と糸の役割を担ってほしい。新しい出会いを通じて得た“大きな贈りもの”によって、今後ますます活躍の場が広がってくれることを祈る」と学生たちの今後に期待を寄せた。(c)MODE PRESS

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◆ギフト・オブ・カルチャー公式サイト