【8月25日 AFP】（写真追加）中国北東部、黒竜江（Heilongjiang）省伊春（Yichun）の林都（Lindu）空港で24日午後9時半（日本時間同午後10時半）ごろ、同省省都ハルビン（Harbin）発の河南航空（Henan Airlines）機が着陸に失敗して炎上した。この事故で乗客乗員43人が死亡した。国営新華社（Xinhua）通信が伝えた。

　同機はハルビンを離陸してから約40分後、着陸しようとして滑走路をオーバーランした。伊春市のある共産党幹部は、新華社通信に対し、大破した機体から43人の遺体が収容され、生存者53人が病院に搬送されたと語った。機体は着陸直前にまっぷたつに割れ、着陸前に機外に放りだされた乗客もいたという。

　中国民用航空局（General Administration of Civil Aviation of China、CAAC）によると、乗客は子ども5人を含む91人で、乗員は5人だった。(c)AFP