【7月1日 AFP】テニスウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2010)は6月30日、男子シングルス準々決勝が行われ、4強が出そろった。第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)らが順当に準決勝に進む一方で、2年連続7度目の優勝を目指す第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が敗退する波乱があった。

 フェデラーは、第12シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)に4-6、6-3、1-6、4-6で敗れた。フェデラーは2003年以降、7年連続で決勝進出を果たしてきた。

 ナダルは、第6シードのロビン・ソデルリング(Robin Soderling、スウェーデン)に3-6、6-3、7-6、6-1で逆転勝ちした。

 第3シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は盧彦勲(Yen-Hsun Lu、ルー・エンスン、台湾)に6-3、6-2、6-2とストレート勝ちした。

 第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は第10シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を6-7、7-6、6-2、6-2で下した。

 準決勝では、ナダルがマレーと、ジョコビッチがベルディハと対戦する。(c)AFP/Robin Millard