【5月1日 AFP】インドネシア・東ジャワ(East Java )州バニュワンギ(Banyuwangi)で、硫黄の蒸気に包まれたIjen火山の火口から硫黄鉱床を集める作業員。約1万7000の島々からなるインドネシアには多くの火山があり、世界の地熱エネルギーの約40%が眠っているとの推計もある。

 膨大な火山活動エネルギーを活用し、地熱発電で世界をリードする野心的な国家計画を進める同国のスシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)大統領は26日、同国バリ(Bali)で開催された第4回世界地熱会議(World Geothermal Congress)で、クリーンな再生可能エネルギーである地熱エネルギーで、同国を世界最大の利用国にすると述べ、集まった投資家らに支援を求めた。(c)AFP