【3月11日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2010（AFC Champions League 2010）1次リーググループH第2節、浦項スティーラース（Pohang Steelers）対サンフレッチェ広島（Sanfrecce Hiroshima）。試合は2-1でサンフレッチェが敗れ、2連敗を喫した。

　第1節のアデレード・ユナイテッド（Adelaide United）戦で思わぬ敗戦を喫した2009年大会王者の浦項が、本拠地の浦項スティールヤード（Steelyard）で、後半ロスタイムに勝ち越して今大会初勝利を挙げた。

　浦項は後半9分に主将の黄載元（Hwang Jae Won、ファン・ジェウォン）がヘディングシュートを決め、試合を優位に進めるかに見えた。しかし、槙野智章（Tomoaki Makino）がペナルティーエリア内でファウルを受け、同44分にサンフレッチェ広島はペナルティーキック（PK）を獲得、イリアン・ストヤノフ（Ilian Stoyanov）がPKを決めて同点とした。

　しかしその後、サンフレッチェ広島は集中力を切らしてしまい、同ロスタイムに金在成（Kim Jae Sung、キム・ジェソン）の蹴ったフリーキック（FK）のこぼれ球をアウミール（Almir Lopes De Luna）が押し込み、浦項が勝ち越した。(c)AFP