【1月18日 AFP】(記事更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2010)女子シングルス1回戦。大会第14シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、同じロシアのマリア・キリレンコ(Maria Kirilenko)と対戦。シャラポワは6-7、6-3、4-6でキリレンコに敗れ、初戦敗退に終わった。

 同じ22歳同士による3時間を超える熱戦は、2008年大会の覇者シャラポワのフォアハンドショットが外れて終止符が打たれた。キリレンコは通算4度目のシャラポワとの対戦で2度目の勝利を挙げるとともに、今大会で最初の番狂わせを演じた。

 肩の手術により2008年から09年にかけて約1年間表舞台から離れていたシャラポワは、試合開始からショットの多くはネットに当たるか、コート外に落ちるかのいずれかで、その腕はさび付いているようだった。

 香港テニスクラシック(Hong Kong Tennis Classic 2010)などのエキシビションに出場し、大会前哨戦の出場を見送ったシャラポワには、実戦練習が欠けていたのは明白だった。(c)AFP