【11月29日 AFP】クロスカントリースキーW杯の第2戦が28日、フィンランドのクーサモ(Kuusamo)で行われ、男子スプリント開幕戦となった1.4キロメートル・クラシックで、08-09シーズンのW杯でスプリント種目別を制したオーラビゲン・ハッテスタ(Ola Vigen Hattestad、ノルウェー)がシーズン初優勝を果たした。

 2009年の世界選手権(Nordic World Ski Championships 2009)で2冠に輝き、2010年バンクーバー冬季五輪では同種目の本命に挙げられているハッテスタは、2位のオイシュタイン・ペターセン(Oeystein Pettersen、ノルウェー)、3位のニキータ・クリュコフ(Nikita Kriukov、ロシア)を抑え、W杯通算9勝目を挙げた。

 同日に行われた女子1.2キロメートル・クラシックは、08-09シーズン総合優勝のユスチナ・コワルチク(Justyna Kowalczyk、ポーランド)が、スプリント種目別の覇者ペトラ・マジッチ(Petra Majdic、スロベニア)を抑えて優勝した。

 日本勢は、男子では柏原暢仁(Kashiwabara Nobuhito)が予選落ちに終わり43位、恩田祐一(Yuichi Onda)が準々決勝で敗退し22位、女子では夏見円(Madoka Natsumi)が準々決勝で敗退し22位だった。(c)AFP