【11月19日 AFP】サラ・ペイリン( Sarah Palin)前アラスカ州知事が米誌ニューズウィーク(Newsweek)11月23日号の表紙を飾った。

 米共和党右派の「女王」、ペイリン前知事の回顧録『Going Rogue: An American Life(ならず者で生きる:アメリカ流人生)』が17日発売され、ペイリン氏はメディアの取材攻勢を受けた。政治評論家たちは2012年の米大統領選挙への同氏の出馬をめぐり、憶測に躍起になっている。

  ペイリン氏は16日に米トークショーの有名女性司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)氏の番組に出演し、17日朝には大物TVパーソナリティのバーバラ・ウォルターズ(Barbara Walters)によるインタビューが放映された。

 今回の出版は政治家の回顧録としては異例の注目を浴び、こうしたメディア取材が集中しており、前年の米大統領選で、共和党の大統領候補だったジョン・マケイン(John McCain)上院議員とともに副大統領候補として戦ったが敗北し、その後アラスカ州知事を突然辞任したペイリン氏を表舞台に復帰させた。(c)AFP