【11月9日 MODE PRESS】田崎真珠（TASAKI SHINJYU）は9日、ジュエリーブランド「TASAKI（タサキ）」のクリエイティブ・ディレクターに、ニューヨークで活躍する若手デザイナーのタクーン・パニクガル（Thakoon Panichgul）を迎えると発表した。

　田崎社長は「タクーン氏の卓越した創造力を彼自身のブランド『タクーン』立ち上げ時から注目していました。氏の類まれな創造力と審美眼がTASAKIの優れた品質と融合し、新たな価値を生み出す事を期待しています」とコメント。

　タクーンは「TASAKIのクリエィティブ・ディレクターに任命された事を非常に光栄に思っています。私の総合的なクリエィティブ活動のプロセスをより一層明確にしていく上で、ファイン・ジュエリーを手掛ける事は大変興味深いこと。ユニークでパワフルなTASAKIのコレクションを作る事を楽しみにしています。私のゴールは、洋服をデザインするアプローチと同じやり方で、ジュエリー・デザインを行うことです。過去のものをリスペクトしながら、常に新しいものへと前進して行きます」と展望を語った。

　タクーンは、タイ出身のデザイナー。ボストン大学で経営学を学んだ後ニューヨークに渡り、ファッション雑誌のライター/エディターとして4年間勤めた後、デザイナーへ転進し、04年にデビューコレクションを発表。ロマンティックでモダンな作品がエディターやセレブリティの間で話題となり、06年にはCFDA/VOGUEファッションファンドで準優勝。09年のCFDAスワロフスキー賞ウィメンズウェア部門にもノミネートされた。現在は、新たなスタイル・アイコンとして注目されるミシェル・オバマ（Michelle Obama）米大統領のお気に入りブランドとしても知られている。

　なお、タクーンの手がけるTASAKIコレクションは10年春からTASAKI 東京銀座本店を皮切りに全国主要店舗にて販売される予定だ。(c)MODE PRESS

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