【10月30日 AFP】(写真追加、記事更新)09MLBワールドシリーズ(7回戦制)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)対フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)第2戦。試合はヤンキースが3-1で勝利し、対戦成績を1勝1敗とした。

 先発A.J.バーネット(A.J. Burnett)が7回を4安打1失点9奪三振に抑え、打っては松井秀喜(Hideki Matsui)とマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)が本塁打を放ったヤンキースが、対戦成績を五分に戻した。

 松井は5番・指名打者で出場し、6回に決勝のソロ本塁打を放つなど3打数2安打1打点を記録した。

 プレーオフの打率.186とスランプに陥っていたテシェーラが4回にフィリーズの先発ペドロ・マルチネス(Pedro Martinez)からソロ本塁打を放ったヤンキースは、6回に松井のソロ本塁打で勝ち越すと、7回にはホルヘ・ポサダ(Jorge Posada)の適時打で追加点を挙げた。

 ヤンキースは、8回から登板したワールドシリーズの最多セーブ記録を持つマリアーノ・リベラ(Mariano Rivera)が2回を無失点に抑え、同シリーズ通算10個目のセーブを記録した。

 第3戦は31日に舞台をフィラデルフィアに移して行われ、ヤンキースはアンディ・ペティット(Andy Pettitte)が、フィリーズは2008年のワールドシリーズMVPコール・ハメルズ(Cole Hamels)が先発予定となっている。(c)AFP/Jim Slater