【10月30日 MODE PRESS】米ニューヨーク市内で23日、「グッチ(Gucci)」の期間限定ショップ「Gucci Icon-Temporary flash sneaker」のオープニングパーティが開催された。ホストはデザイナーのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)と、今回コラボレーションしたミュージシャンのマーク・ロンソン(Mark Ronson)。

 会場には、女優のクレア・デーンズ(Claire Danes)、ミーシャ・バートン(Mischa Barton)、エヴァン・レイチェル・ウッド(Evan Rachel Wood)、DJのレイ・レザーク(Leigh Lezark)など、華やかなゲストが集合した。

■マーク・ロンソンとコラボ

 期間限定ショップは、ニューヨークを皮切りに、マイアミ、ロンドン、そして東京を巡回。天和kでは、人気ミュージシャンのロンソンとコラボしたコレクションが展開される。

 自身が手がけた白×青のボートシューズを履いたロンソンは、「こんなプロジェクトは初めてだから、かなりプレッシャーを感じてるんだ。初めての事でひどいヘマをやらかしたくないからね」と明かした。しかしゲストたちの反応をみれば、そんな心配は無用のよう。歌手のメアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige)は、金色に輝くレースアップシューズを指しながら「どれも本当に素敵よね。特にこれなんて最高よ!」とコメント。興奮して今にも踊りだしそうな様子だった。

■次世代の若者に向けて

 1週間のあわただしいニューヨーク滞在にもかかわらず、疲労の色ひとつ感じさせないフリーダ。「今回のプロジェクトは、音楽やニューメディア、そして新しい技術に対する私の情熱を表現したもの。次世代の若者たちは、言うならば“ツイッター(Twitter)世代”。だからマークと一緒に、オンラインで友人たちとシェアできるグッチのアプリケーションを作ったの」と語った。

 ロンソンは、自分のiPhoneで母親のアン・デクスター・ジョーンズ(Ann Dexter Jones)に今回のアプリケーションを解説し、多くのオーダーを受けたという。また、ジョーンズは「私が最初に履いたグッチの靴は、良家のお嬢様風のプレッピーなローファーだったわ。だけど今は、最高のロックンロールテイストよね」と思い返していた。

 全身グッチで決めたレイチェル・ウッドは「実を言うと、普段はほとんどヒールしか履かないの。自転車に乗るときくらいしかスニーカーの出番は無いわね」と正直にコメント。

 一方でDJのレイは、今回のスニーカーのためにロンソンがプロデュースしたサウンドトラック“Soles of Fire”が気になる様子。「とても楽しみにしているの!」と笑顔で答えた。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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