日本人初の正闘牛士目指す、濃野平さん スペイン
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【8月4日 AFP】スペインで日本人初のマタドール(正闘牛士)を目指している濃野平(Taira Nono)さん(35)が、その目標達成に近づいている。
2日、スペイン南部のリゾート都市トレモリノス(Torremolinos)の闘牛場で、濃野さんは初めて、ピカドールと呼ばれる馬に乗った闘牛士(槍士)とともに戦う舞台に登場。ピカドールが長槍で牛を突き、肩に力が入らなくなったところにとどめを刺して、2頭をものにした。
濃野さんは試合前、「本当の願いがかなえられて本当に幸せだ。わたしは闘牛の世界を愛しているし、日本史上初のマタドールになるためにスペインにいる」と柔らかな語り口で報道陣に語った。
マタドールになるために、東京からスペインへ移住して12年。しかし、濃野さんはこれまでピカドールのいない単純な試合にしか出場したことがなかった。
見習い闘牛士である「ノビレーロ」から正式にマタドールになるには、アマチュアとプロフェッショナルを分ける「アルテルナティバ」という進級儀式を受け、ほかのマタドール2人に介添えと証人になってもらう。(c)AFP/Daniel Silva
2日、スペイン南部のリゾート都市トレモリノス(Torremolinos)の闘牛場で、濃野さんは初めて、ピカドールと呼ばれる馬に乗った闘牛士(槍士)とともに戦う舞台に登場。ピカドールが長槍で牛を突き、肩に力が入らなくなったところにとどめを刺して、2頭をものにした。
濃野さんは試合前、「本当の願いがかなえられて本当に幸せだ。わたしは闘牛の世界を愛しているし、日本史上初のマタドールになるためにスペインにいる」と柔らかな語り口で報道陣に語った。
マタドールになるために、東京からスペインへ移住して12年。しかし、濃野さんはこれまでピカドールのいない単純な試合にしか出場したことがなかった。
見習い闘牛士である「ノビレーロ」から正式にマタドールになるには、アマチュアとプロフェッショナルを分ける「アルテルナティバ」という進級儀式を受け、ほかのマタドール2人に介添えと証人になってもらう。(c)AFP/Daniel Silva