【7月31日 AFP】米メジャーリーグ(MLB)ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の松坂大輔(Daisuke Matsuzaka)投手が30日、同球団の練習方法を批判したことはないと釈明した。

 自身がチームの投手陣の練習プログラムを批判したとする報道の誤解を解くため、松坂はレッドソックスのテリー・フランコナ(Terry Francona)監督と話をしたことを明らかにしている。

 松坂は肩の不調からの復帰に向け練習を再開していた。

 松坂は声明で「実りある話し合いができとても満足している。ここ数日間の報道に関し、いくつかの誤解を解きたかった。不満を公にしたことはなく、プライベートな会話が連絡や同意もなく公になったことを残念に思う。また、『もしこの環境でのトレーニング継続を強いられれば、日本でのようなピッチングはもうできないかもしれない』などとは公的にも私的にも言ったことがない」と発表している。

 2008年は18勝3敗の成績を収めた松坂は、右肩の不調で6月に戦列を離れるまで1勝5敗、防御率8.23と不振にあえいでいた。

 また、同声明で松坂は「チームを批判する意図はなかった。実際、我々は前に進むためにコミニュケーションを取り、意見を交換し、お互いの野球文化を理解しようと一体になって取り組んでいる。良い精神状態でトレーニングを再開することができた。目標はチームに貢献できるポジションに身を置くこと」としている。(c)AFP