【7月29日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」は日本時間29日午前2時26分、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)から切り離された。帰還前の最後の任務となるISSの写真撮影ののち地球に向かう。

 27日にはクリストファー・キャシディ(Christopher Cassidy)、トーマス・マーシュバーン(Tomas Marshburn)両飛行士が今回のミッションで最後となる5回目の船外活動を行い、日本の実験棟「きぼう(Kibo)」に視覚装置を設置したほか、今後の船外活動で使うハンドレールや足を固定するための装置を設置した。

 15日に米フロリダ(Florida)州のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられたエンデバーは31日、7人の宇宙飛行士を乗せて帰還する。ISSに向かう次のスペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」は日本時間来月18日午後5時25分に打ち上げが予定されている。(c)AFP