【6月23日 AFP】欧州航空機大手エアバス(Airbus)は23日、中国・天津 (Tianjin)の工場で組み立てた初のA320型機を「ドラゴン・アビエーション・リーシング(Dragon Aviation Leasing)」に納入した。

 納入式典には1000人以上が出席し、格納庫の巨大な赤いカーテンが開くと、中からA320機が姿を現した。機体には、同機を運航する地域航空会社「四川航空(Sichuan Airlines)」のロゴが見える。

 今回の納入に際し、エアバスのトーマス・エンダース(Thomas Enders)最高経営責任者(CEO)は、世界で最も成長著しい航空機市場をもつ中国との長期的な関係に向けた、画期的な幕開けだと述べた。また、天津市の黄興国(Huang Xingguo)市長は、式典を中欧協力にける「歴史的な日」と評した。

 独ハンブルク(Hamburg,)にあるエアバス工場をモデルとした天津工場は、100億元(約1400億円)をかけて建設されたもので、前年9月に生産を開始した。開所式典には、温家宝(Wen Jiabao)首相も出席している。

 同工場を運営する合弁企業の株式保有比は、エアバスが51%、中国側の航空機合弁企業が49%となっている。(c)AFP