【6月25日 MODE PRESS】(記事追加)米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で21日、歌手のビヨンセ(Beyonce)がワールドツアーの幕開けとなる盛大なコンサートを行った。

 デザイナーのティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)がステージ衣装やショーのクリエイティブを担当し、ビヨンセやツアーメンバーのために合計71着をデザインした。メトロポリタン美術館コスチューム・インスティチュートのハロルド・コーダ(Harold Koda)キュレーターは開演前「今回は衣装を見にきたのだけれど、ビヨンセのパフォーマンスもきっと見逃せないだろうね」とコメント。

 また、ティエリーの衣装を目当てに「マリ・クレール(Marie Claire)」のニーナ・ガルシア(Nina Garcia)ファッションディレクター、「イン・スタイル(In Style)」のハル・ルービンスタイン(Hal Rubenstein)、ケイト・ランファー(Kate Lanphear)、レクシス・ブライアン・モーガン(Alexis Bryan Morgan)らファッション業界者も多数出席。1万6000人のファンに混ざり、歓声の飛ぶアリーナに姿を見せた。

 ビヨンセは、約2時間にわたり激しいダンスと歌を披露。一瞬での衣装替えや空中を舞うパフォーマンスなどで集まったファンを魅了した。

 ロレンツォ・マルトーネ(Lorenzo Martone)は「僕はビヨンセのファンなんだ。ブラジルにいた頃には、デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)のコンサートを見のためにロンドンまで行ったよ。その直後には、4か月後に南米で行われるコンサートのチケットも買ったんだよ」と明かした。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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