【6月4日 MODE PRESS】米・ニューヨーク市内で2日、仏ラグジュアリー・グループ「LVMH」主催のコンテスト「バイク・イン・スタイル・チャレンジ（Bike in Style challenge）」の優勝者発表会が開かれ、女優のマリオン・コティヤール（Marion Cotillard）、ヒラリー・ダフ（Hilary Duff）、デザイナーのダナ・キャラン（Donna Karan）らが出席した。

　マイケル・ブルームバーグ（Michael Bloomberg）が発案した自転車の使用促進を支援する同コンテスト。ファッション工科大学（Fashion Institute of Technology、FIT）の学生たちが自転車関連用具のデザインを競った。

　今回の審査員を務めた「LVMH」のルノー・デュトレイユ（Renaud Dutreil）は「コンテストでは特にプロセスを楽しみに見ました。私は自転車に乗っていてびしょ濡れになった経験があるので、完璧なポンチョを探していたんですよ」と明かした。

　「クリスチャン ディオール（Christian Dior）」のシックなセパレートに、09年春夏コレクションの民族像をかたどったヒールサンダル姿で登場したコティヤールは、「ニューヨークが大好きだから、いつか住んでみたいわ。私はパリにいる時は歩いているんだけど、ここなら自転車がいいわね。ハドソン川やダウンタウン、セントラル・パーク（Central Park）なんかを自転車で走ってみたいわ。最初は交通面が怖かったけど、きっと慣れれば大丈夫よね」と話した。

　コンテストに協賛した「DKNY」のデザイナー、ダナは「ウエスト･サイド ハイウェイを走ることが好きよ。その日の体調にもよるんだけどね。毎朝起きるとまず窓をあけて、今日は走れるかどうかと考えてみるの。大好きなのは孫娘を学校まで自転車で送り届けること。でも彼女は私よりも道をよく知っているから先に行ってしまうのよ」と話した。（c）Fashion Week Daily/MODE PRESS

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