【5月8日 MODE PRESS】米ニューヨークのソーホー(Soho)地区に「デレク・ラム(Derek Lam)」初の独立店舗が誕生した。これを記念して6日、オープニングパーティが開催され、歌手のリアーナ(Rihanna)をはじめとした多数のセレブリティーが祝福に訪れた。

 会場では、デレク・ラム自らが戸口に立ち、米「ヴォーグ(VOGUE)」 のアナ・ウィンター(Anna Wintour) 編集長、「ハーパース・バザー(Harper's BAZAAR)」のグレンダ・ベイリー(Glenda Bailey)編集長や、フィリップ・リム(Phillip Lim)やブライアン・アトウッド(Brian Atwood)、ルーパリ・パテル(Roopal Patel)らデザイナーらを出迎えた。

 ブティックのデザインは、日本人建築家の妹島和世(Kazuyo Sejima)と西沢立衛(Ryue Nishizawa)のユニット「SANAA」が担当。これにちなんで、5月分の収益の10%を「SANAA」がデザインした市内の「ニュー・ミュージアム(New Museum)」に寄付する予定だ。

 デレク・ラムがクリエイティブディレクターを務める「トッズ(TOD'S)」のディエゴ・デッラ・ヴァッレ(Diego Della Valle)会長は、「彼をとりまく状況に、とても興奮しているよ」とコメント。ラムは、「アトリエがこの上の階にあって、僕の家は3ブロック先にあるから、頻繁にチェックしに来ようと思っているよ」と笑いながら話した。

 そのほか、ソーシャライトのアマンダ・ロス(Amanda Ross)、バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)のジュリエット・ジラート(Julie Gilhart)副社長兼ファッションディレクターなど様々なゲストが出席。膝の手術のため松葉杖で登場した「エル」のアンヌ・スロウィー(Anne Slowey)は、「コムデギャルソン(COMME DES GARCONS)」のゴールドのポンポン付フラットシューズで注目を集めた。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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