【4月17日 AFP】イスラム過激派との戦いの前線と化しているパキスタンの支援策を協議する「パキスタン支援国会合」が17日、都内で開かれ、参加した約40の国や機関は総額約52億8000万ドル(約5250億円)の支援を決めた。

 支援金の内訳は、日米の拠出が2年間で各10億ドル(約990億円)、欧州連合(EU)が4年間で6億4000万ドル(約635億円)、サウジアラビアが7億ドル(約690億円)となっている。

 米国のリチャード・ホルブルック(Richard Holbrooke)特別代表(パキスタン・アフガニスタン問題担当)は、記者会見で特にサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などから予想を超える額の支援申し出があったことを明らかにした。(c)AFP/Harumi Ozawa