【3月3日 AFP】情報技術(IT)や通信技術の分野において、世界で最も高速化の度合いや普及度が高いのは北欧諸国や韓国であることが、国際電気通信連合(International Telecommunications UnionITU)が2日に発表した、5年に1度の報告書の中で明らかになった。

 この報告書によると、世界の人口の5分の1以上がインターネットを使用しているほか、全世界の携帯電話の契約件数は、2008年末までに40億件を超えたという。

 ITUによる調査が行われた2002-07年の間、117位だったミャンマーを除き、調査対象の154か国すべての国で情報通信技術(ICT)分野における発展が見られたが、依然として大部分は富裕な国に偏っていたという。

 このうち、すべてのICT分野において最も発展の度合いが高かったのは、スウェーデン。次いで韓国、デンマーク、オランダ、アイスランド、ノルウェーの順になっている。上位20位は、北欧諸国や北米、アジア諸国が占めていた。(c)AFP