【10月31日 MODE PRESS】ニューヨークでは今、若手デザイナーの成長が著しい。オベディエント・サンズ・アンド・ドーターズ(Obedient Sons and Daughters)やジェイソン・ウー(Jason Wu)、ブライアン・レイエス(Brian Reyes)らは、セールス面でも健闘している。その中でも今、ニューヨークの次世代ブランドとして注目されているのが「ベンソニ(Bensoni)」だ。

 ボルティモア出身のベンジャミン・チャニング・クライバーン(Benjamin Channing Clyburn)と韓国出身のソニア・ ヨーン(Sonia Yoon)の男女2人組がデザイナーを務めるベンソニは07年春にデビュー。「ベンジャミンと私はパーソンズ・スクール・オブ・デザイン(Parsons School of Design)の同級生で、最終学年のプロジェクトで、コラボレーションしたんです。そして卒業後、一緒に働くことを決めてコレクションを発表しました」とソニアは語る。

現在はインターミックス(Intermix)、ロン・ハーマン(Ron Herman)、ミルク(Milk)などのセレクトショップを含む150のショップで商品展開されており、光沢のあるセパレーツや、ドレスラインは女優のレイチェル・ ビルソン(Rachel Bilson)やジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)なども愛用しているという。

 来年2月には、正式なプレゼンテーション形式で09年秋冬コレクションを発表する予定だ。コレクションには、ニットウェアも含まれるという。その次は?との問いに、ベンジャミンは笑いながら「クルーズだよ!同様に、初めてのことだからね」とコメント。今後も、「ベンソニ」の動向から目が離せない。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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