【9月4日 AFP】インド東部ビハール(Bihar)州を襲ったモンスーンによる大雨の洪水で、当局は3日、被災地に取り残されていた60万人以上が救出、もしくは自力で脱出したものの、現在も35万人以上が屋根の上などに取り残されていると発表した。

 インドでは過去50年で最悪となった今回の洪水は、同州を流れるコシ(Kosi)川のネパール国境付近の堤防が決壊して水が流れ出したもの。国連(UN)の調査によると約100万人が家を失ったとされるが、国際援助団体セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)は、実際の人数は500万人に上るとみている。(c)AFP