【8月31日 AFP】シンガポール発ロンドン行きのカンタス航空(Qantas Airways)ボーイング(Boeing)747-400型機が31日、エンジントラブルが原因でドイツのフランクフルト(Frankfurt)に到着地を変更した。カンタス航空が発表した。

 カンタス航空の広報は、目的地の変更について、「機長が、エンジン1機で振動が発生しているとの警告を受けたため」と述べた。

 同広報は、オーストラリアの通信社AAPの取材に対し、「規定に従いエンジンを停止させた。安全面での問題は全く無かった。航空機はフランクフルトに到着地を変更し、無事に着陸した」と話し、エンジンの問題を調査しているとした。

 カンタス航空機では、7月にメルボルン(Melbourne)行きのカンタス機が、飛行中に酸素シリンダーが爆発し機体に穴が開くという事故が起きていた。それ以来、押し寄せる悪評と格闘している。

 乗客の1人は、オーストラリア放送協会(Australian Broadcasting CorporationABC)の取材に対し、乗客らは大きな騒音で目を覚まし、その後、同機の到着地が変更されたことが伝えられたと述べた。(c)AFP