【8月12日 AFP】中国の警察官や治安部隊員は北京五輪の外国人観戦客を怖がらせないためにも、もっと笑顔を――国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)のゲルハルト・ハイベルグ(Gerhard Heiberg)委員(ノルウェー)が11日、地元アフテンポステン(Aftenposten)紙に語った。

 ハイベルグ委員は「警察官や兵士は、振る舞いを考え直す必要がある。無表情で、北京(Beijing)にやって来た外国人たちを怖がらせている。何とかしなければいけない」と語った。また、「彼らの武装して物々しい様子も、よくない印象を与えている」とも指摘する。

 同委員は、中国政府当局や五輪委員会に対し「警察官らがもっと笑顔をつくるように頼んだ」と語った。だが、要求は聞き入れられず一笑に付されたという。(c)AFP