EU、中南米産バナナの輸入関税引き下げへ
このニュースをシェア
【7月31日 AFP】中南米のバナナ輸出国と欧州連合(EU)は前週末、中南米産バナナに対する欧州の輸入関税をめぐる摩擦解消を目指し、関税引き下げなどを盛り込んだ協定案をまとめた。
現行では、アフリカ・カリブ海・太平洋諸国(African, Caribbean and Pacific grouping、APC)からEU圏に輸入されるバナナは非課税だが、中南米から輸入するバナナは課税対象で、1トン当たり176ユーロ(約3万円)の関税が掛けられることから、中南米諸国はEUに対し、引き下げを強く求めていた。今後調印へ向かう今回の協定には、1トン当たり114ユーロ(約2万円)への関税引き下げが盛り込まれている。
バナナ関税をめぐる問題は、世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha Round)の締結実現を脅かす問題となっていた。(c)AFP
現行では、アフリカ・カリブ海・太平洋諸国(African, Caribbean and Pacific grouping、APC)からEU圏に輸入されるバナナは非課税だが、中南米から輸入するバナナは課税対象で、1トン当たり176ユーロ(約3万円)の関税が掛けられることから、中南米諸国はEUに対し、引き下げを強く求めていた。今後調印へ向かう今回の協定には、1トン当たり114ユーロ(約2万円)への関税引き下げが盛り込まれている。
バナナ関税をめぐる問題は、世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha Round)の締結実現を脅かす問題となっていた。(c)AFP