【7月29日 AFP】北京五輪を目前に控え、北京市環境保護局(Beijing Environmental Protection Bureau)は29日、7月の強風が市内上空に垂れ込めた厚いスモッグを吹き飛ばすのに一役買ったこともあり、大気汚染対策が成功したと発表した。

 同局の杜少中(Du Shaozhong)副局長は報道陣に対し、7月初旬に短期的な対策の数々をとって以降、大気汚染度は少なくとも20%低下したと述べた。

 北京市内では、ここ数週間にわたってスモッグが覆う様子がみられ、国営メディアも大気汚染問題を取り上げるほどだが、杜副局長は7月には「きれいな空気」の日が25日間あったと強調した。(c)AFP