【7月26日 AFP】バスケットボール北京五輪壮行試合、米国対カナダ。試合は120-65で米国がカナダに快勝した。

 22日の練習中にケビン・デュラント(Kevin Durant)の足に乗り足首を捻ってしまったレブロン・ジェームズの不在を感じさせない得点力をみせた米国は、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)、マイケル・レッド(Michael Redd)がそれぞれ20得点を記録し、クリス・ポール(Chris Paul)がゲームハイの8アシストをマークした。

 しかしヘッドコーチ(以下HC)のマイク・シャセフスキー(Mike Krzyzewski)氏はディフェンスが勝因だと語る。

 「選手たちはコート上で終始ディフェンスに全力を注いでいた。一人一人が責任を持ちながら、ヘルプディフェンスも怠ることがないようにしていた。その結果、最初の10分が過ぎたころからボールもよく回りだし、よりスムーズなゲームを展開出来るようになったんだ」とディフェンスがオフェンスのいい流れを作ったとシャセフスキーHCは試合を分析した。そして、「このチームはまだまだ発展する」と成長の余地があるチームに期待感を示した。(c)AFP